婚姻関係を結ぶとき、役所に婚姻届を提出します。これによって法律的に夫婦とみなされ、様々な恩恵と制約を受けることになります。多くの方は、周囲の祝福を受けて支えられて新たな人生のスタートを切るのではないでしょうか。
一方、婚姻関係を解消するとき、やはり役所に届け出を提出します。一枚の紙切れが受理されればそれで、法的な夫婦としての制約は一切無くなるわけです。
ただし、夫婦関係を解消することを、夫と妻が同時に思うことはほぼ無いと言って良いでしょう。
kodomo03_lどちらか一方が先に別れたいと思うのが普通です。双方の話し合いで離婚が成立すれば、届け出をするだけで完結しますが、そうでない場合は、婚姻関係を解消するまでに長い時間がかかることを覚悟した方が良いかも知れません。
婚姻関係を解消する理由には、性格の不一致、生活のすれ違い、日々積み重ねられた様々なストレスなどがありますが、客観的に見て婚姻関係を解消できる理由には、配偶者の不貞行為・暴力・借金問題などです。これらが理由の場合は、家庭裁判所の調停や裁判においても、婚姻関係の継続が困難であることが認められます。配偶者の不貞行為に心身ともに大きなダメージを受けている時には、行動を起こすことは難しいかも知れませんが、一人で悩みを抱え込まずに、周囲に相談したり、また法律の専門家のアドバイスを受けることも良いのではないかと思います。